PC → PU(Personal Universe)の時代へ

認識の変化からはじまる 新しい自分、新しい関係性、新しい日本

人口知能の光と影の両面を見つめて

先月のことですが、「AIMY-山形県人工知能コミニティ」さんの勉強会に初めて参加させていただきました。

 

「顔認識技術の現状と未来」というテーマで、AIMY代表の大垣さんから、顔認識技術の概要や、技術がどのような形で活用されているのか、そして、個人情報の流出や犯罪への利用などの危険性についてのお話がありました。

その後、顔認識技術はどんなことに活用できるのか?についてディスカッションをしました。

 

以前のぼくは、本音が言えず周りに合わせてばかりで、仕事を抱え込んで1人で何とかしようと頑張り過ぎてしまった性格から心身ともに病んでしまった経験があったので、顔の表情から感情を分析する技術を活用してこんなアイディアが浮かびました。

 

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①なかなか本音が言えない人のために、人口知能(AI)が表情を分析して「今、何か思ってるよね…」、「もしかしてこんなこと思ってるのかな?」、「こんなこと感じているのかな?」「本音を言っていいよ」と、促して本音を引き出すことで、深い対話のきっかけにしたり…

 

②ついつい我慢して頑張りすぎてしまう人のために「かなり疲れがたまっていますね。ストレス度90%で、そろそろヤバイです。休んだ方がいいですよ。仕事を減らしてもらいましょう。」と、AIが診断した結果を持って、上司に相談してうつや過労死を未然に防ぐきっかけしたり…

 

他にもいじめの防止にも活用できるというアイディアが浮かびました。

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人口知能の活用方法を考えるのは初めての経験でしたので、とても新鮮でした^ ^


全ての人が、このように人間の悩みを解決することや、愛と思いやりからAIの技術を活用していくことが理想だと思うのですが、今までの歴史をみると、必ずしもそうではないケースがあります。

 

これは、極端な例かも知れませんが、純粋に物理学の研究をしていた研究者が原子爆弾の開発に駆り出されたこともありました。

 

結果、広島と長崎に原子爆弾が投下され、数十万人もの尊い命が奪われました。

人口知能もそのように戦争に使われたり、犯罪や監視に使われる可能性は十分にあると思います。

 

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全ての物事には光と影の両面があります。

ぼくは、どちらか一方だけをみていては不十分だと思います。光と影の両面を見つめながら調和するポイントをみつけていく。その必要があると思っています。

 

そのためには、技術の進化と同時に人間の意識の進化も必要だと考えています。ぼくがお伝えしている「nTech(認識技術)」はそれを可能にします。

 

ですから、1人でも多くの人がこの新しい技術に関心を持ってくれたらとても嬉しいです。

 

そして、人口知能やロボットとも共存し、愛と思いやりの溢れる平和な世界を創って行きたいと思っています。

 

 

■AIMY-山形県人工知能コミニティhttp://ai-master.jp/

■nTech(認識技術)http://special.nr-grp.net/