歩々是道場
昨日はお茶のお稽古の日。
帛紗さばき、棗拭きなどの割稽古
今まではやり方を覚えて
身につけることをメインにやってきましたが、
今回は細かな動きや、
緩急のつけ方なども意識したお稽古。
意識することがたくさんで、
なかなか1度に全部はできません。
薄茶の平手前のお稽古を始めて
1年4カ月ほど経ちますが、
改めてお茶の奥の深さと果てしさを感じて
気が遠くなりそうになりました。
そんな時に、
ばっと目に飛び込んできたのが
掛け軸の5文字
「歩々是道場」
果てしいように思える道だとしても、
結局のところ、
これに尽きるんだなぁ…と。
そして、
「誰よりも美しいお点前ができるようになりたい」という先生。
その先生に教えていただいている幸せを感じながら
自分も美しいお点前ができるようになりたい!と思いました。
それから、
この日一番印象に残ったことは
どんな人に対しても常に謙虚で、
誰からも学ぶ姿勢を持ち、
お稽古は一切妥協をしないという、
先生が尊敬している大好きな先生(90歳超え?)のお話。
美しい在り方(生き方)だなぁ
自分もそう在りたいと、
心に響くものがありました。
お手前も、在り方をすぐに変わるものではないと思いますが、
意識して日々を過ごすことで身について行くものだと思います。
美しいお手前と年齢を重ねても美しい在り方、気が遠くなりそうなほど、長い道のりですが、日々精進して参ります。
写真は、「雨あがり」というお菓子です
きれいですよね^_^